【社会人3年目】システムエンジニアの働き方【1日の流れ】

こんにちは、こんこんです。

この記事では、システムエンジニア(社会人3年目)の働き方として、僕の平日1日を紹介します。

はじめに:自己紹介

20卒・社会3年目のSEです。理系工学部出身です。

SEとして、仕様書作成〜開発、テスト、本番環境移行までを複数回経験しており、今年からチームリーダーとして進捗管理を行なっています。

仕事概要

大手メーカーのソフト配信システムの改善、保守•運用の仕事をしています。

✔︎改善業務

既に本番環境で稼働しているシステムの改善開発をします。

以下理由でユーザー(顧客)から変更要望が来るので、それに対して改善します。

・ユーザー都合による仕様変更(新規サービスの追加など)

・法律変更による仕様変更(法規施行に伴うユーザー情報保存方法の変化など)

・自分たちからユーザーに提案して改善業務を行うこともあります

✔︎保守・運用

本番システムで稼働しているシステムの保守・運用を行います。

ユーザーからの問い合わせに対応したり、システムエラーがあった場合に調査・緊急対応します。

問い合わせ内容例

・本番稼働システムについての動作確認(こんな時どうする?、この動作は正しい?など)

・各種設定値の変更依頼

・システム使用権限の追加・変更

働き方

✔︎客先常駐

自社で仕事をするのではなく、基本は客先で仕事をしています。

個人的には、同じ会社の人となかなか会えないのが少し寂しいです。。チームメンバーによって職場の居心地がかなり変わってきます。

✔︎出社日とリモートワーク日がある

状況に応じて変わりますが、週3リモートワーク、週2出社が多いです。

個人的に良いバランスです。リモートワークだと出勤時間がなかったり、服装が自由なのがメリットで、出勤はチームメンバーと直接コミュニケーションが取れるので、質問したり雑談したりなどの意思疎通しやすいのがメリットです。

社会人1年目〜3年目の変化

1年目の業務内容

4月〜6月は研修をしており、7月に配属されました。

先輩から言われた仕事を言われた通りにやることがほとんどで、先輩に毎日たくさん聞いていました。詳細仕様書作成、プログラミング、テストなどの全てが初めてなので業務知識を覚えるのに必死でした。またユーザーさんと話したりすることはほとんどなく、会議に参加してもほぼ発言せず議事録を取るのみでした。

2年目の業務内容

開発の流れや、基本的な運用業務に慣れてきました。ただ、まだ自分が改修していないシステムは詳しく分からなかったり、増えてくる仕事量に間に合わず遅れてしまって、リカバリーするのに大変だったりとまだまだだと思うことが多々ありました。

3年目の業務内容

開発業務に加え、チームメンバーの進捗管理、お客さんへの進捗報告、開発システムのユーザーレビューなど、管理やユーザーとのコミュニケーションをとる仕事が増えてきました。管理業務は自分の仕事に加え、チームメンバーに仕事を任せたりチームの課題解決のために動く必要があるため広い知識が必要です。またメンバーの仕事が遅れた場合にどうリカバリーするかを計画しなくてはならず、自分担当の開発業務を残業でやらなくてはならないことが少なからずあります。

自分の業務で余裕がないと、メンバーの進捗管理に時間が割けずチーム全体として効率が落ちてしまうので、なるべく開発、運用業務をメンバーに任せて、進捗管理•調整に集中できるように意識しています。

一日の流れ

09:00 出勤

出勤後メール•チャットをチェックし、タスク整理をします。

※本番システムシステムでエラーがあったり、ユーザーから問い合わせがあったり緊急タスクが発生した場合はそちらを優先しますが、基本的に改善開発業務をします。

10:00 定例ミーティング

チーム内での定例ミーティングに参加します。

チームメンバーの進捗管理、課題などを共有します。

10:00 開発作業•その他

担当箇所の開発をします。

日程によって変わりますが、具体的には以下作業を進めます。

①設計仕様書作成

②開発(プログラミングなど)

③テスト(単体テスト、結合テスト、非機能テストなど)

④本番環境へシステム移行

また状況に応じて、打ち合わせ用の資料作成や、お客さんからの問い合わせ対応、エラー調査などを行います。

12:00 お昼休憩

ランチをとります。

出社日はチームメンバーと外食します。在宅日は素早く食事を取った後にジョギングしたりします。

13:00 お客さんと打ち合わせ

お客さんと打ち合せをします。

設計内容のレビュー、進捗の報告、課題の共有、追加要望のヒアリングなどを行います。

14:00 開発作業

午前中と同じく、開発作業の続きを行います。

17:00 本番システムの稼働状況確認

本番システムのログを確認し、想定外の動作などが起きていないか確認します。(エラー発生時は監視メールが送られるので、そのタイミングで気付けます)

また、最近本番環境へ移行したシステムがあれば、一連の動作を確認します。

18:00 開発作業

午前中と同じく、開発作業の続きを行います。

19:30 退社

計画より遅れていたり、急なタスクが入った場合は残業します。

だいたいこの時間まで働くことが多いです。

おまけ

システムエンジニアの保守・運用業務は正直あまりおすすめできません。理由として、突発的な問い合わせ対応があったり、調査・改善しなくてはならない業務が発生するので計画が立てずらく、本番環境でエラーが発生した場合は土日の対応も必要になってくる場合があるからです。

開発のみや社内SEなどの方が突発的な対応が発生しづらく、比較的計画的に進められるので個人的におすすめです。

少しでも参考になれば嬉しいです。