この記事は、これから客先常駐する方や、会社選びにあたって客先常駐する企業に行こうか迷っている方に向けて、客先常駐のメリットデメリットについてまとめました。
目次
客先常駐とは
自社へ出勤して働くのではく、客先へ出勤して働くことです。
お客さんとのコミュニケーションを取りやすくして業務をスムーズに進めれるようにしたり、機密情報を外に漏らさないためです。
客先常駐のメリット
✔︎色んな会社で幅広い経験ができる
客先常駐なので、常駐先との契約が終了したら次は別の会社で業務をすることになります。
つまり、色んな会社での仕事を経験することができ、幅広い経験•知識を習得できます。
✔︎幅広い方たちと関われる
色んな会社での働けるということは、その分幅広い方たちに出会うことができます。
ただし、プロジェクトマネージャーなどのお客さんと直接関われる立場でない場合は積極的に関わっていく姿勢が必要です。
客先常駐のデメリット
✔︎自社への帰属意識が薄くなりがち
自社に出社せず、客先に出社するのがスタンダードなので、自社の方たちと会う機会は少ないです。
そのため、自社に属しているという意識が薄くなりがちです。
✔︎年齢が増えるにつれて仕事を取るハードルが上がる
人件費は年齢と共に上がるので、コストを抑えたい会社は比較的若いエンジニアに仕事を発注したいと考えています。
そのため、40代以降で仕事を得るにはプロジェクトマネージャーなどの上流工程を担ったり、単価の高い得意分野を持つことがポイントです。
→継続的な学習が必要です。
個人的な感想
人と関わることが好きな方には客先常駐はあまりおすすめしません。理由として、PMなど立場でない限り全体的に人との関わりが少ないからです。(まだ1ヶ所しか客先常駐先を経験していないので、個人的な意見です。)
同じ会社の方たちとの関わりが薄いことだけでなく、常駐先の他会社の方たちとが関わる機会も少ないです。
自分がプロジェクトマネージャーでないことや、自分の常駐先ならではの可能性もありますが、他会社さんたちと話すのは特定の会議のみで、雑談もあまりないです。
自分は接客的に人と関わっていきたいタイプなので、今は自分のスキルを向上させることに集中しますが、ゆくゆくは関わりの多い配属先や会社にいきたいと考えています。
さいごに
客先常駐は人によって合う合わないがあると思います。自社の方と一緒に作業したいという方は自社開発できる会社がおすすめです。
ただ、まずは自分のスキルを高めたい•開発経験を積みたいという方(特に未経験)は、自社開発よりも客先常駐の方が採用されやすい場合が多いので(IT人材不足のため)1つの方法として考えるのはいいと思います。
参考になれば嬉しいです。