2022年度に新卒後約2年半務めたSIerからwebアプリエンジニアへ転職しました。
ここでは、自分が面接する際に意識したポイントや、実際の面接内容について紹介します。
目次
これまでの経験
✔︎業務経験
2020年に大学を卒業し、SIerの会社へ就職しました。配属後は某自動車メーカー向けwebアプリケーションの、基本設計/詳細設計/コー ディング/テスト/運用保守に従事し、最大 4 名のチームリーダー/後輩教育も担当した経験があります。
・OUTSYSTEMS
・SQL
・Oracle
・JavaScript
・VBA
✔︎自己研鑽
また自己学習として、ログイン機能付き掲示板を作成し、社内勉強会で紹介しました。
•HTML
•CSS
•PHP
•SQL
•MySQL
•AWS EC2,S3
✔︎保有資格
資格は以下を保有しています。
•ITパスポート
•簿記2級
•FP2級
•AWS SAA
•AWS DVA
•AWS SOA
•AWS SAP
•AWS DOP
•OutSystems Web Developer Associate
転職理由
✔︎スキルアップ
転職前は、
①既存システムの改修
②ローコード開発
が主な仕事内容だったため、自分の今後のキャリアを考えた時に、プログラミングスキル向上やインフラ周りの知識向上、新規PJ立ち上げなどの経験をしたいと考えました。
✔︎ワークライフバランス
転職前は、月平均残業時間が40〜60時間だったため、将来的に子育てなどを考えた時に、このままではプライベートに時間をかけることは難しいと感じたためです。
面接準備
面接準備として、以下を行いました。
①転職軸の決定
②会社選び
③面接対策
①転職軸の決定
転職理由と重なりますが、なぜ自分が転職したいと感じたかの理由を言語化していく作業です。
まずは思い付くだけ上げてから、優先順を付けるイメージです。
自分の場合は、
✔︎自分の市場価値があまり上がらない
✔︎残業が多い
✔︎年収が下がった(裁量労働制になったため)
✔︎メンバーに尊敬できる人がいない
✔︎客先常駐
✔︎スーツ必須
✔︎基本フル出社になった(基本リモートなし)
が理由としてありました。
その中で特に優先順位が高いもの(転職の軸)として、以下を掲げました。
①スキルアップ(プログラミング•インフラ知識)
②ワークライフバランスが取れる
②会社選び
「①転職軸の決定」で決めた軸をエージェントさんにお伝えし、その軸と合っている企業を何社か提案して頂きました。
提案して頂いた企業の中から、10社ほど選びエントリーしました。
自分の場合は、クラウド開発で実績があり、ワークライフバランスの取りやすい会社を複数社選びました。
③面接対策
面接対策として以下を行いました。
①頻出質問への想定問答準備
②模擬面接
✔︎①頻出質問への想定問答準備
頻出質問への回答を準備し、回答の中で一貫性があるようにしました。
✔︎②模擬面接
エージェントさんと模擬面接をして、フィードバックを頂きました。自分目線だけでなく、第三者目線のフィードバックも取り入れて改善していくのがおすすめです。
面接で意識したこと
面接で意識したことは、以下2点です。
①結論ファースト
②テンポ良く(10秒以内で回答)
①結論ファースト
相手に聞かれていることに対して、明確に結論から答えることを意識しました。
自分では回答を答えているつもりでも、相手からすると的外れな回答にならないように、
今の質問で聞きたいことは何かを強く意識して、回答しました。
②テンポ良く(10秒以内で回答)
面接はコミュニケーションなので、お互い気持ち良く話せるように、簡潔に伝えて自分が話しすぎないように意識しました。
→コミュニケーションがとりやすい印象を与えられると思います。
面接内容
面接で質問される内容は企業によって多少違いますが、基本は同じで、以下がよく聞かれました。
①転職理由
②現職ではいけないのか?
③なぜその転職先を選んだか?
④自分の強み
個人的ですが、自分の回答は以下です。
①転職理由
スキルアップするためです。
クラウド知識やプログラミング知識を向上して、より自由度の高い選択肢の中から価値提供をしたいと考えたからです。
②現職ではいけないのか?
「①ローコード開発であること、②既存システムの改修がメインであること」から、自分のスキル向上が遅くなると感じたためです。また、部署移動を相談しましたが、人手不足であり移動が難しく、まだPJが2年ほど続く予定だったため、現職ではスキルアップは難しいと判断しました。
③なぜその転職先を選んだか?
御社は、「マルチクラウドベンダー」として実績があり、社員数200人程度であるため、様々なクラウド開発に幅広く携わり、スキルアップすることができると考えたためです。
④自分の強み
調整力が強みです。
チームリーダーとしてメンバーのタスク調整をしたり、ユーザーとの要件すり合わせや、他システムとの連携テストの認識合わせなど、マイルストーンをそれぞれ設定して自分から早めに調整をかけることで、計画通りに開発を進めてきました。
自分の調整力を活かし、将来的に御社に貢献したいと考えています。
まとめ
自分が経験した転職活動の話をまとめてきました。
色々調べてみると、「基本の流れは分かるけど、実際どんな感じなの?」という点が気になるかと思います(自分の場合はそうでした、)。
20代/社会人3年目/SE転職/という点で、参考になればと思います。